ロストシティZ 【著】デイヴィッド・グラン

ロスト・シティZ 探検史上、最大の謎を追え

ロスト・シティZ 探検史上、最大の謎を追え

アマゾンの奥深く、消滅した古代都市を探索した1世紀程前の軍人と、その軍人の形跡を追う現代人の話。終盤の展開が自分の予想を良い意味で裏切ってくれるのが良かった。南米といえばマチュピチュインカ帝国など消滅した高度な文明が多く有りますが、現代人の想像の枠を超えて文明がそこに「あった」ことを証明してくれる。ちょっとスケール感が違うかも知れないけど、青森の三内丸山遺跡なども、発見された当初は従来の歴史観が覆るような高度な文明が縄文文化より前に遥かに遠い地域で発達していたというようなことも何かで読んだように記憶しているので、まだまだ現代人が知りえない過去の文明が発見されずに残されているような気がしている。。。

追記:本書の映画化権をブラピが購入とのこと(後書きに記載)。何年後か不明ですが実写もかなり良い内容になりそうな予感。アカデミーとかね。